②失敗しない転職のポイント
【4】本音は、職場を離れて初めて聞ける
■面談をして、驚くことがあります。
大学院を卒業し、ある外資系企業に就職、6年経ち転職を考えているということで、人を介して私に相談がありました。
4社応募し、選考途中とのこと。
私の知る範囲では、それらの会社は非常に離職率が高く、うち1社は平均勤続年数が1年~2年もいかない、私からすればお勧めできない会社でした。
「なぜ?」と聞くと、「テレビのCMでよく見る会社だし、その企業HPを見たら業界トップクラスとうたってたから。」との答えでした。CMは、広告のプロたちが競争を勝ち抜いて作ったわけですからインパクトがあるのは当然ですし、CMができるということはそれなりに利益をあげている会社であることは間違いありません。が、それと「会社で働く人間」から見た中身(組織の活性度、待遇、離職率等働く人間にとってどうなのか)とは、全く関係ありません。
しかし、一般的には「知名度が高いから安心」的感覚で会社選択をする人が非常に多いのが現実です。その彼がもしその会社に転職していたら、6ヶ月ももたなかったでしょう。
会社は、彼が辞めてもone of themで影響は全くありません。しかし個人としては、履歴書に1社多く経歴を記入する必要があります。しかも就業期間6ヶ月という事実もあわせて。これはその後のビジネスパーソンとしての評価に大きな傷となる可能性があります。
どんな会社であろうが、本人がある程度の事実を知った上で判断すれば、それは本人の会社選択であり、良い、悪いではありません。 大事なことは、事実を少しでも知る努力をし、その上での会社選択をしたほうがいいということです。
■では、どうやってオープンになっていない会社情報を知ることができるのか?
方法としては...
1.その会社の同業も複数受け、それぞれから同業他社情報を聞く。
2.人材紹介会社のキャリアコンサルタントから聞く。
3.その会社の従業員に聞く(外で)。
等考えられますが、1)3)は聞き方に留意は必要です。
1)2)3)に共通するのは、
「会社の中では、なかなかその会社の本質を知れない、その会社社員の本音は聞けない」ということです。






