②失敗しない転職のポイント

【7】パートナーがいないと「ま、いいか。」

■転職活動は疲れます。言わばお見合いですから、緊張を伴います。

 

在職中、1ヶ月に4~5社も応募すると個人差はあるものの、内定をもらった会社の中から

「もうそろそろ決めようか」となりがちです。

 

まだ転職活動されていない方は、「大事な転職をするのに、そんなことになるはずがない」

とまず思われます。が、半分以上の方がそうなります。

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 ■人間は感情の動物です。

 

例えば、

 「ぜひ、うちの会社に来てもらいたいんだ」

 「なんか人事の担当者はいい人そうだし、断るのも気が引けるから...」

という感情と、転職活動の疲れもあり

 「もう、ここでいいや」

 「そろそろ決めようかな、ま、そこそこ動き、その結果も出たし...」

という気持ちが出てきます。

 

そこで当初の「なぜ転職するのか」という思いと、選択しようとしている会社に大きな違い、

もしくは矛盾があっても、最後は感情や感性で決めるケースは、よく見受けられます。

 

例えば、

 「現年収に比べ額が多少落ちても、将来の自分の価値を高める意味で、こういう仕事がしたい」

 

とスタート時点で思っていても、 

 「ま、今の仕事とあまり変わらないけど、年収は多くなるし、内定も出たから」

 

という思い、また

 「今の会社の人間関係、風土がとてもウエットで、重い。自分の努力で変えられる可能性も当面ない。是非、社内にパワーを費やすのではなく、マーケットにパワーをかけていきたい」

 

と思いながら、次の転職先の風土等については、自分なりにヒアリングや調べもしないまま決めようとする。

その時に、パートナーがいれば、流れに流されているかもしれない自分に対し、冷静に助言してくれる

かも知れません。

 

「そこに入っても、また何年かすると同じような思いで転職を考える可能性は高いのではありませんか?それであれば、転職でリスクを冒すより今の会社で努力し、一方で、当初の思いを実現できる転職先を時間をかけてゆっくりと探したほうが良いのではありませんか?」

 

「次の転職先の風土はどうですか?」

 

という投げかけが、あなたにとっていい助言になる可能性は十分にあります。

 

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■パートナーは人次第ですが、家庭のパートナーや友人もいいと思います。

 

あなたが信頼するキャリアコンサルタントがいらっしゃれば自分の気持ち・感情を率直に話し、

助言をもらえばなおプラスでしょう。

 

スポーツにコーチがいるように、転職にもパートナーは必要です。

 

アメリカのエグゼクティブクラスでは、

「人生には3人のパートナーが必要だ。弁護士と医者、そしてキャリアコンサルタント」と言われています。

日本では、まだそのレベルには至っていませんが、その方向に着実に進みつつあります。

キャリアコンサルタント(個人・組織)とリレーションを持つことは自分のキャリアを考えると、

とても重要だと思います。

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以上、転職にあたっての、7つのポイントを書きました。

 

企業のホワイトカラーの中途採用は、大学を出てせいぜい4~5年目までが、ポテンシャル採用の限度です。

(26~27歳ぐらいまで、職種にもよりますが)

 

それ以降は、経験者採用(どれだけの経験、スキルをもっているか)です。

従って、30歳前後になってからのキャリアチェンジ(業種・職種変更)は、それなりの覚悟が必要です

 

また、経験者採用も35歳前後までのニーズが大半です。それ以降になると、求人は激減します。なぜか?

それは35歳以上の求人は、マネージャー採用が多くなるからです。

 

その業界でのビジネスの経験があり、かつマネジメントができる方となると、企業はその求人に慎重に

ならざるを得ず、また、選考もより慎重に行います。

 

つまりポテンシャル採用の選考より時間もかかりますし、内定率も低くなります。

加えて、そのポストの求人はポテンシャル採用の求人数よりも少ない現実があります。

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一方、大学を卒業して、3年以内に転職する人は、なんと30%を超えます。

 

その良し悪しはここでは触れませんが、その原因に自分が何をしたいのかをあまり考えることなく

就職活動を始める人が多いこと。

 

もう一つは、情報過多の時代にもかかわらず、あまりにも就職しようとする企業の実態・仕事の中味を

知らずに判断している場合が多いことがあげられます。

 

この情報過多時代のキー情報の収集不足は、新卒者だけではなく、

転職を検討中の方にも言えるのではないかと思っています。

 

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上記内容はあくまでも一般論ですが、転職活動の基本は年齢軸で見た中途採用の傾向を知った上で

ご自身の年齢と経験・力・スキルの棚卸をし、何がしたいか、どういう企業で働きたいかの志向・希望を整理

してください。

 

また、やりがい・安定性・収入のバランスに優先順位を付け、それに見合う求人情報を収集した上で

関心を持った企業情報の収集をしっかりする。

 

ということになります。

 

「そんなの当たり前、小難しく言っているだけじゃない」とお叱りを受けそうですが、

実はこの当たり前のことを当たり前にやるのが難しいのです。

 

 また、一人では難しいということもあり、我々「キャリアパートナー(コンサルタント)」の存在があるのです。

 

 

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